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2008年5月27日 (火)

カスピアン王子のつのぶえ

良かった点:

  • 私は背景の美しさが話題になるような映画でもあまり興味を抱かない方ですし、自然の美しさには本当に無頓着な方なのですが、この映画が撮影された背景の自然は本当に綺麗です。
  • エドマンドかっこいいよ。4兄弟の中で一番精神的に成長をするのが彼ですが、この作品でもそれが顕著に現われます。あとは、リーピチープの活躍も映像にするとこうなるのか!って感じで良かったと思います。

悪かった点:

  • 1作目では映画オリジナル部分が非常にいい方向に働いていたと思うのですが、本作について改悪されていると言わざるを得ません。特に、ピーター達とカスピアンの合流を原作よりも早めた事により、中盤が大分違う話になってしまっているのが原作のファンとしては残念です。
  • 小人のキャラクターのキャラクターが色々気に入らなかったです。外見のバランスが悪くって...痩せ過ぎているんですかね?監督は長年テルマール人に追い回された事で、若干野蛮になっている様に見せたかった、という事を言っていたみたいですが、どちらかというと、卑屈に見えるようになってしまっています。私のイメージだと、ニカブリクはともかく、トランプキンはもう少し明るいキャラクターだったんですがね。

追加コメント:
映画オリジナルの部分については、やはり原作どおりにしてくれた方が良かったですね。一応、オリジナルの部分については、一通り筋は通っていますし、ある意味あの年頃の少年達の取る行動としては現実味のある話にはなっているんですが、それとそれを見せられて面白いか、というのは別の話なので。オリジナルな部分はカットして、むしろ原作のシーンでカットされた方をやってくれた方が良かったです。ただ、原作を読んだ事がない方の感想も聞いてみたいですね。

個人評価: 3 (5段階評価 1:時間の無駄~5:Classic)

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2008年5月24日 (土)

The Hunting Party

良かった点:

  • 予告編を見た時は、なんとなく男3人が面白おかしく戦争犯罪者を追いかけるような映画というイメージを持っていったのですが、イメージは裏切られたものの、ドラマとしては面白かったです。
  • 映画の最後では若干皮肉っぽく示していましたが、実は国連やNATO、アメリカは本当に真面目に探す気がないんじゃないか、と思わされてしまいました。

悪かった点:

  • 一度CIAに救出された後、何故セルビアに残らなければならないのかの理由の説明がよくわかりませんでした。(判った方教えて下さい)
  • さらに、そのシーンの後、犯罪人を随分と簡単に捕まえてしまったせいで、そのシーンが蛇足っぽく見えてしまいました。

追加コメント:
セルビア・ヘルツェゴビナ紛争の爪跡の残るセルビアを舞台に、Richard Gereのキャラクターは、映画の始めの部分で、人気リポーター時代に戦争の全国中継のTV放送で悪態を垂れ流してしまった事から業界から干されてしまっているので、他のキャラクターから「過去の人」扱いされているのですが、中盤でTVで写されなかった部分で何があったのか明かされてから、印象が随分変わります。

さて、この映画、Esquire誌の記事がベースになっているらしいのですが、「この映画は、最も突飛な部分のみ真実である。」という字幕から始まって、終わりにはご丁寧に元になった記事との違いを説明しちゃってくれたりしてます。ちなみに、元々の記事は実はWeb上で公開されていたりします。(ここ

で、英語版のWikipediaを見てみたんですが、この映画あんまり海外では評価良くなかったみたいですね。実際には、元の記事を書いた方は戦争犯罪者を捕まえた訳ではなかったのですが、映画では捕まえた挙句、国連ではなく、彼がいままで散々虐殺を繰り返してきた側の人間に引き渡してしまう、という、まあある意味すっきりした終り方になっているのですが、そこがあまり気に入られなかったみたいです。

個人評価: 4 (5段階評価 1:時間の無駄~5:Classic)

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2008年5月 5日 (月)

The Lions for Lambs

良かった点:

  • 出演者が豪華です。Robert Redford、Meryl Streep、Tom Cruiseとそうそうたる面子が揃ってます。

悪かった点:

  • Meryl Streepのcharacterが最終的にどういう行動を取ったのかがわかりにくかったです。
  • Robert Redford演じる大学教授の、「世界がおかしいと思っていて、かつ自分1人の力じゃ変えられないと判っていても、諦めて何もしないより、変えようと頑張って失敗する方が、少なくとも自分が何かしようとした事を自分がわかっているからマシだ。」っていうのは、確かにそのとおりなんですが、現実はそんなに甘くはないだろうとひっかかる物があるんですよね。むしろ生徒の、なぜ政治学に興味を失ったか、という所は非常に説得力があったんですが。
  • 誰ですかね、「大いなる陰謀」なんて邦題つけたのは。全然「大いなる」じゃないんだけど。本当に映画の内容わかってるのかな。

追加コメント:
この映画、若手の上院議員とベテラン記者、大学の政治学の教授と政治学に興味を失いかけている生徒、そして教授の過去の生徒であり、生徒との会話の上にも出てきて、かつ上院議員のいう作戦に参加中の兵士2人、という3つのシーンが絡み合って構成されています。この映画のタイトルは、上院議員の話の中に出てくる、第一次世界大戦中、ドイツの招聘がイギリス軍を評していった言葉から来ています。

で、恐らくこの映画、見た人に色々考えてほしかったんじゃないかな、と思うんですよね。Meryl Streep演じる記者が、9.11の際の報道姿勢を反省して、同じ事を繰り返すべきでない、と言ったり、恐らく生徒の方も、ニュース報道を見て、何かアクションを起こすような雰囲気でしたし。ただ、何かこう、うまく伝わってこないんだよなあ。

個人評価: 2 (5段階評価 1:時間の無駄~5:Classic)

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