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2008年3月18日 (火)

Vantage Point

良かった点:

  • 見せ方がとてもうまいです。テロ事件をベースにしたサスペンスなのですが、テロ事件が起こった現場を中継していたニュース番組のディレクターに始まって、8つの視点から事件の全体像を見せていっています。1人の視点から、ある程度大きな事実がわかったように見えた時点でその視点から見せるのはやめて、わざわざ巻き戻しの映像まで入れてから別の視点に移っていき、最後の視点(犯人からの視点ですが)で、全てが繋がるようになっているので、最後まで目が離せません。
  • 視点が切り替わった際にも、それぞれの視点となる人物の人間性みたいなものもしっかり描かれてます。

悪かった点:

  • わざとなのかも知れませんが、なぜ犯人がこのようなテロを起こそうと思ったのか、というモチベーションが全く描かれなかったのが、非常に惜しいところです。Secret Serviceが理由を推測しようとする場面はあったのですが、かなり説得力の欠ける理由で、登場人物に鼻で笑われてしまっています。

追加コメント:

サスペンスとしても、ドラマとしてもとても面白かったです。ただ、上記のとおり、テロリストの首謀者がテロを決行するに至った経緯や理由に全く説明がなかったので、最終的に見てみると、「テロリストがSecret Serviceを完全に出し抜いた」というだけで説明がついてしまう話になってしまっているのが非常に残念です。でも、「Memento」ほど奇抜ではないですが、一つの話の見せ方として、非常に面白いやり方だと思います。

個人評価: 4 (5段階評価 1:時間の無駄~5:Classic)

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2008年3月 2日 (日)

Jumper

公開は来週末からですが、先行上映をやっていたので見てきました。

良かった点:

  • "Jump"は結構かっこ良く見せられていたと思います。
  • その他、Action自体は結構良かったです。

悪かった点:

  • 結構設定自体は魅力的だと思うんですが、その設定を生かしきれていない気がします。例えば、PaladinとJumperの抗争について、本当に最低限の説明しかされません。「その力は神のみに許されるものだ。」だけでPaladinがJumperを追う理由って言われても...ねえ。Samuel L Jacksonのキャラクターが政府の中でどんな力を持っていたのかも謎のまま終わってしまいました。
  • 主人公の行動がアホです。力を使っているうちに、倫理感がおかしくなっている事に気が付いてもいない。また、断られているのに同胞にしつこく協力を求めて付きまとった挙句、最終的にはその同胞裏切っているし。

追加コメント:
予告編では結構面白そうだったんですけどねえ。残念ながらよくある薄っぺらいアクション映画でした。まあ、色々な世界の名所とかが映るのが救い所でしょうか...

個人評価: 2 (5段階評価 1:時間の無駄~5:Classic)

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2008年3月 1日 (土)

Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street

もうすぐ公開終了になるみたいですが、見てきました。

良かった点:

  • こういう救いのない話は結構好きです。
  • Johnny Deppは歌もそこそこうまいですね。他の共演者の歌も悪くなかったと思います。

悪かった点:

  • スプラッタと見間違うくらい血まみれです。
  • R-15なだけあって、Sweeney Toddが剃刀で喉を掻っ切るシーンが何度も何度も写されるので、かなりげんなりです。これなら映画じゃなくて、普通のミュージカルとして見た方が良かったです。

追加コメント:
Tim Burtonの映画というのは、薄暗い雰囲気で、「グレー」というのが最もふさわしい映画が多いんですが、本作はそれに大量の赤が混ざってしまって、(悪い意味で)ちょっといつもと違う感じです。あと、上にも書きましたが、あんなに何回も喉を掻っ切るシーンを写す必要があったかが疑問です。もっとうまくSweeney Toddが何人も殺している事を観客に分からせる手段はいくらでもあったと思うんですけどね。なかなかいいCastが揃っていたと思うのに、ちょっと勿体無い出来でした。

個人評価: 2 (5段階評価 1:時間の無駄~5:Classic)

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